Sparks inside of me

劇場に行くためにどこでもドアが欲しいミュージカルオタクの観劇記録と観るためのあれこれ

【コラム】私の韓国ミュージカル推し9(+1)紹介《2019年上期版》

 韓国ミュージカルの推し9画像作成が私のツイッターのタイムラインで最初に流行ったのが2017年の9月。それから2年近く経ち、「だいぶみんなの推し事情も変わったよね」ということで推し9のアップデート版作成が少し前にプチ流行。ということでそのブームに若干遅れながらも私もアップデート版を作ってみました。

 はい、ここで想定問答集を書いてみましょう。

Q1. なんか数ヶ月前にツイッターで見た画像と違う気がするんですけど...

A1. よく気付かれましたね!

Q2. なんか画像だけじゃなくて人も入れ替わっていません?
Q3. 《2019年上期版》ってどういうことですか?

A2, 3. そういうことです。

Q4. なんか10人いません?

A4. 殿堂入り枠は何人入れてもいいというマイルールが適用されました。

Q5. 結局satokoさんの推しって...?

A5. え、写真と変なコピーだけじゃ誰が誰だかわからない?仕方ないなぁ。

 はい。すみません。おっしゃりたいことはわかっていますのでみなまで言わないでいただけると…。

 「観る作品が変わる度ぐらいのペースでトップ推しが入れ替わるから、3ヶ月に1回は推し9のアップデートをかけないと」と友達に言われたのですが、実際この記事が完成するまでにすでに2回画像を作り直しました。(←)ちなみに2017年の9月に作成したものからも結構入れ替わってます。2017年9月版の画像を元に去年(2018年)推し9のみなさまを紹介した記事はこちら。

 と、長い前置きはこれくらいにして、早速推しのみなさまを紹介していきますよ!画像に倣って、紹介は50音順で。前回から続投の方々は「推しポイント」の代わりに「推し活近況」をご紹介。残念ながら前回から続投の方々で私が望んだ「今後出ていただきたい作品」に出演してくださった推しはいないので、そこも据え置きということで未記載です。文中のリンクは観劇レポを書いている場合にそちらに飛ぶようにしています。想像通りかと思いますが、本文もめっちゃ長いよ!あまりに長いので索引もつけたよ!


  1. アン・ジェヨン
  2. イ・ジョンヨル
  3. キム・ギョンス
  4. チェ・ジェリム
  5. チェ・ヨヌ
  6. チョ・ファンジ
  7. パク・ユドク
  8. ホン・ウジン
  9. ホン・グァンホ
  10. ユン・ヒョンリョル

アン・ジェヨン

 勢い止まらず推し度爆上がり中


ミュージカル『僕とナターシャと白いロバ』より「北關の女」(북관의 계집)、他
 
主な出演作品(役名)

 ラフマニノフセルゲイ・ラフマニノフ)、僕とナターシャと白いロバ(サネ)、アランガ(都彌)、報道指針(チェ・ドンギョル)

出会った作品(役名)

 ネクスト・トゥ・ノーマル(ヘンリー)

直近の出演作品(役名)

 ニジンスキー(セルゲイ・ディアギレフ)、ナンソル(イ・ダル)

次回出演作(役名)

 伝説のリトルバスケ団(ジョンウ)

推しポイント

 ジェヨンさんとの出会いは2015-2016年のN2N。変わり者だけど大人びていて、色々と拗らせているナタリーをまるっと受け止めてくれそうなヘンリーを好演していたのが印象に残り、その時から名前を覚えている俳優さんに。そこからしばらく間が空いて、再会は2017年の『ラフマニノフ』。ワタクシ基本的に泣く殿方に弱いので、「こんな演技毎日続けてたら体がもたないのでは」と思うくらい全力で泣くジェヨンさんのラフマニノフに心を鷲掴みにされました。ここで完全に落ちなかったのが今となっては自分でも不思議なのですが、キャラ立ちが半端なかった『僕とナターシャと白いロバ』のサネ、友達に「素敵すぎて萌え禿げた」と報告した『オーディナリー・デイズ』のジェイスンなどを経て、最高としか言いようがなかった2019年再演『アランガ』の都彌(トミ)役で陥落。そこから推し度の爆上がり具合は止まること知らず。最近掛け持ちで仕事をされることが多いジェヨンさんなので色々と大変です。私が。(←)私にとってのジェヨンさんの魅力は細かな部分に気が配られた自然な演技。その落ち着いた容貌にスラッとした長身、若々しくよく通る甘い歌声も素敵です。シリアスな作品からコメディ作品、ミュージカルのみならず演劇もこなす振り幅も大変魅力的。出演される作品がまたどれもこれも凄く私の好みの作品なんですよね。役を離れた素顔の親しみやすくてふんわりした雰囲気も含めて大好きな俳優さんです。

今後出ていただきたい作品(役名)

 ストーリー・オブ・マイ・ライフ(トーマス)

 演劇『報道指針』でピンストライプのスーツがとてもお似合いだったのと、こういう後悔を抱えながら苦悩して生きている役はきっと似合うだろうなぁと。少年時代と大人になってからの演じ分けとか、ジェヨンさんで色々観てみたい要素もてんこ盛り。だけどジェヨンさんに関してはジェヨンさんが選ぶ未知の作品でまた新しい姿を見せて欲しいと思う気持ちのほうが強いかもしれません。

 


イ・ジョンヨル

 やっぱりやっぱり大好きぱぱ


ミュージカル『あの日々』より「三十の頃に」(서른즈음에)
 
主な出演作品(役名)

 モーツァルト!(レオポルト)、英雄(伊藤博文)、アランガ(道琳)、西便制(ユボン)

出会った作品(役名)

 ネクスト・トゥ・ノーマル(ダン)  

直近の出演作品(役名)

 あの日々(運営官)

次回出演作(役名)

 ベン・ハー(クインタス・アリウス)

推し活近況

 やっぱり大好きジョンヨルぱぱ。別に父親役ばかりで観ているわけでもないのにぱぱといえば私の中ではジョンヨルさんです。2019年はミュージカル『アランガ』の再演でふたたび道琳(トリム)役にキャスティングされて大喜びしていたら、まさかのたった3週間でぱぱ早抜け。ぱぱの道琳を観ないという選択肢は私の中にはなかったので、たった1回ではありますがぱぱのセミマッコンになんとか滑り込んで、好々爺の顔の裏にとんでもない秘密を隠している悪いぱぱを堪能してきたのでした。やっぱりぱぱの声と演技が大好き!『あの日々』ではハナ役を演じていたぱぱの実の娘のイ・アジンちゃんとの共演も観れたのがとても感慨深く。アジンちゃん、少し低めの歌声が大変好みで素晴らしく、人懐っこい笑顔がどこかぱぱに似ていてとても可愛かったです。『ベン・ハー』のクインタス役も鎧姿のキャラクタービジュアルがとても素敵なので、軍人なぱぱにもできれば会いにいきたいのですが、いかんせん最近私が大劇場作品から離れていっているので枠を確保できるかがとても悩ましい。年間で数えるとジョンヨルさんの舞台を観る回数はそんなに多くはないのですが、きっとずっと大好きな俳優さんなんだろうなぁという根拠のない確信があるのがぱぱです。

  2018年版推し9記事


キム・ギョンス

 色気だだ漏れ七変化


ミュージカル『スモーク』より「戦い」(싸움) /
「運命のような悪戯、悪戯のような運命」 (운명 같은 장난, 장난 같은 운명)、他

 
主な出演作品(役名)

 パルレ(ソロンゴ)、ラフマニノフ(ニコライ・ダール)、スモーク(超)、パガニーニ(ルチオ・アモス)

出会った作品(役名)

 インタビュー(シンクレア・ゴードン)

直近の出演作品(役名)

 プライド(フィリップ)  

次回出演作(役名)

 死の賛美(キム・ウジン)、ヒストリーボーイズ(アーウィン

推しポイント

 ギョンスさんとの出会いは2017年の再演『インタビュー』解離性同一性障害を持つ主人公の数々の人格に主人格の幼少期、彼が演じている人格を加えると片手では全然足りない数々の役を一つの作品の中で見事に演じ分けていたギョンスさん。韓国ミュージカル界には凄い人がいるもんだと衝撃を受けたことをよく覚えています。それをきっかけに『僕とナターシャと白いロバ』の白石役、『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』のタイトル・ロール、『ラフマニノフ』のダール先生と少しつづ観る回数を重ねていき、『スモーク』の超役でやっと「大好きです!」と突然の告白に至り、気がつけばギョンスさん観たさに翌日海外出張しなくてはいけないのにソウルに行ったり、予習の効かない初演作品だった『パガニーニ』を地方まで観に行くまでになっており、去年一年間で一番観ている回数の多い俳優さんに。いやはや、色々と無茶をしました。(←)ギョンスさんの魅力は演じる役によって変わる変幻自在の声色。中でもご本人の地に近い低めの落ち着いた声がとてもとても好きです。演技の素晴らしさはすでに述べた通り。作品の選び方、役への取り組み方、考え方もとても素敵だなと思うギョンスさん。独特の雰囲気を持つ方で、私自身も含め、だだ漏れる色気にやられる人たち続出の大学路の人気俳優さんです。

今後出ていただきたい作品(役名)

 アランガ(蓋鹵)

 ご本人も出演したいと言っていたファンレターのヘジン先生は割と固いと思うのでこちらで。すでにしつこいくらい何回も言っていますが、ギョンスさんの狂気にとりつかれていく蓋鹵王1がどうしてもどうしても観たい。勝手にこれ以上ない最高のキャスティングだと思っているので是非実現して欲しいです!

 


チェ・ジェリム

 安心できる"信じて観る"俳優様


ミュージカル『シティ・オブ・エンジェルズ』より「Funny」
 
主な出演作品(役名)

 ネクスト・トゥ・ノーマル(ゲイブ)、エドガー・アラン・ポー(ポー)、キンキー・ブーツ(ローラ)、ノートルダム・ド・パリ(グランゴワール)  

出会った作品(役名)

 ジーザス・クライスト=スーパースター(ユダ)

直近の出演作品(役名)

 マチルダ(トランチブル校長先生)  

次回出演作(役名)

 シティ・オブ・エンジェルズ(スタイン)  

推し活近況

 惚れるしかなかった『キンキー・ブーツ』のローラ役、いかついけどどこかチャーミングな『マチルダ』のトランチブル先生役と大型大劇場ミュージカルの主役級での出演が続き、ついにトランチブル先生役ではミュージカル・アワードの主演男優賞を受賞し、押しも押されもせぬ韓国ミュージカル界のスターになった感のあるジェリムさん。いつもパワフルな歌声で役を完全に自分のものにしているジェリムさんを見ているとそれも納得。そんなジェリムさんは韓ミュオタ風に言うと私の "信じて観る" 俳優さんです。ジェリムさんは「すごく役や作品を楽しんでいるな」と感じることがとても多いのも好きなポイントの一つ。作品への出演ペースは大学路を中心に活動している俳優さんたちに比べるとゆっくりなので、今年(2019年)の観劇回数はまだ『マチルダ』1本だけと少ないですが、必ず1回は出演作品を観たくなるジェリムさん。私、ジェリムさんの選ぶ出演作も結構好きなのですよね。『シティ・オブ・エンジェルズ』のスタインは、今まで私が観てきた作品でジェリムさんが演じてきた役ともまた違った雰囲気の役なので、ジェリムさんがどのような役作りをするのか今からとても楽しみです。

  2018年版推し9記事


チェ・ヨヌ

 さらんはぬん我らがよしんにむ


ミュージカル『アランガ』より「私たち行きましょう Part A」(우리 가요 Part A)
 
主な出演作品(役名)

 パルレ(ナヨン)、女神様が見ている(女神)僕とナターシャと白いロバ(ジャヤ)ミッドナイト(ウーマン)

出会った作品(役名)

 アランガ(アラン)

直近の出演作品(役名)

 死の賛美(ユン・シムドク)  

次回出演作(役名)

 こんなに普通な(ジェイ)

推しポイント

 私の韓ミュ推し9枠の紅一点。そんなヨヌさんとの出会いはある意味ヨヌさんがタイトルロールを務めた『アランガ』のアラン役。触れたら落ちそうな儚い風情ながら凛として美しいその姿にすっかり惚れ込み、改名前のチェ・ジュリさんの名前で覚えた我らがよしんにむ2。ヨヌさんのアランはとても可愛らしい人でありながらとても艶やかで。今年の再演で更に芯の強さとしなやかさが増したアランの姿で再会できたのは本当にとてもうれしかったです。めっちゃ美人で可愛くてそれだけで惹かれてしまうヨヌさんですが、やっぱりヨヌさんの魅力として挙げたいのはその演技力。『僕とナターシャと白いロバ』のジャヤ役では彼女の老年と若かりし頃を両方演じる必要があるのですが、後ろ姿の姿勢一つでいまはどちらのジャヤなのかがわかる演技の伝達力に圧倒されたのをよく覚えています。ジャヤ役といえば、ジェヨンさんパートで貼った「北關の女」の舞と哀愁を帯びた横顔が本当に美しくて惚れぼれしてしまうのですよね…。役としては「可憐な」だとか「たおやかな」という形容詞が似合う役へのキャスティングがどちかというと多いイメージのヨヌさんですが、ご本人の性格としてはどちらかというと明るくて男前なしっかり者の印象があります。かわいらしいファンたちに囲まれて優しくて面倒見がいいお姉ちゃんっぷりを発揮している姿を見ているとなんだかとてもほっこり。今後も是非いろんな作品で追いかけたい大好きな女優さんです。

今後出ていただきたい作品(役名)

 プライド(シルヴィア)

 ミュージカルではなくてストプレですが、私シルヴィアがかっこよくて大好きで。ヨヌさんなら1958年の知的な淑女で芯が強い感じも2008年のチャキチャキで男前な感じも凄く似合うと思うのです。ミュージカルなら『ファンレター』のヒカルとか『風月主』の孤独な女王様役も観たいかも。(←絞れてない)

 


チョ・ファンジ

 声にやられた期待の注目株


ミュージカル『ブルーレイン』より「影のように」(그림자처럼)
 
主な出演作品(役名)

 西便制(アンサンブル)、ドクトル・ジバゴ(ヤンコー)、オー!キャロル(ゲイブ)、ルドウィク:ベートーヴェン・ザ・ピアノ(青年)

出会った作品(役名)

 西便制(アンサンブル)

直近の出演作品(役名)

 ルドウィク:ベートーヴェン・ザ・ピアノ(青年)

次回出演作(役名)

 ブルーレイン(サイラス)、月を抱くスーパーマン(ドヒョン)  

推しポイント

 はい。迂闊に兵役前と思われるまだ20代前半の推しを増やしてしまいました。実は『西便制』のアンサンブルで3回は観ているはずのファンジさんなのですが、ちゃんとお名前と顔を認識したのは今年の6月に観た『ルドウィク』の青年/カール役。まだ顔と名前が一致してから2回、1作品でしか観ていない状態なので「いや、まだここに名前を挙げるのは早い!」と思う自分もいたのですが…。この記事を書くために漁った動画の歌声を数秒聞いただけで「ぐはっ///」となったので素直に落ちていることを認めたいと思います。(←)ちなみにファンジさん、昔ウェディング・シンガーをされていたのかわんさかと結婚式で歌っている動画が出てくる出てくる。とにかく歌声が刺さりすぎるファンジさん。「なんなんだ、この声は!」と思わず叫びたくなる好みすぎるいい声。歌声自慢ばかりの韓国ミュージカル界。素敵ないい声の俳優さんはいっぱいいらっしゃるのですが、そんな中でもヤバイ。『ルドウィク』ではどちらかというと低く響く声が印象に残っていますが、動画を色々見た限り高音もシャウト系もいける模様。素晴らしい。声の素敵さばっかり主張してしまいましたが、『ルドウィク』では聴力を失っていくベートーヴェンの青年時代の苦悩と焦燥の演技が本当に素晴らしく。この青年役のイメージが強いせいで年より落ち着いて大人っぽく感じたファンジさんですが、オフの写真や動画などで伝わってくる素顔はやっぱり二十代前半のフレッシュな若者でそんなギャップにもキュン。これから是非積極的に追いたい今後が楽しみな俳優さんです。

今後出ていただきたい作品(役名)

 スモーク(海)

 『ルドウィク』の青年とカール役を演じたファンジさんなら海の少年らしさも終盤の変化も期待大!チュ・ジョンファさんホ・スヒョンさんご夫妻の作品への出演も続いてますし、そのご縁でなにとぞ!

 


パク・ユドク

 優しさに包まれる笑顔


ミュージカル『マイ・バケットリスト』より「悪夢」(악몽)
 
主な出演作品(役名)

 サリエリモーツァルトサリエリ)、ラフマニノフセルゲイ・ラフマニノフ)、1446(世宗)、アランガ(蓋鹵)

出会った作品(役名)

 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(テオ)

直近の出演作品(役名)

 ザ・フィクション(グレイ・ハント)  

次回出演作(役名)

 ブルーレイン(ルーク)

推しポイント

 いい俳優さんだなぁとずっと思っていましたが、推し9枠に入るくらい好きな俳優さんになったことが自分でも一番意外だったのはユドクさんかもしれません。そんなユドクさんとの出会いは2017年の年末の『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』のテオ役で。兄想いのテオ役もとてもよかったのですが、特に印象に残ったのがヴィンセントとテオの父親役。作品の演出の都合上、テオ役の俳優さんが兄弟の父を演じているときは椅子に座った状態でだいぶ腰を折ったうつむき姿勢で歌わないといけないのですが、こんなしんどそうな姿勢でよくこんな深く響くいい声出せるなぁと感嘆したのをよく覚えています。ユドクさんのことが一気に好きになったのはミュージカル『アランガ』の蓋鹵王役がきっかけ。ユドクさんの蓋鹵は人間味と狂気のバランスが絶妙で、純粋で人を信じて愛せる人だからこそ、来世では必ずしあわせになって欲しいと思わせる役作りに号泣。冷静にやっていることだけを見たら蓋鹵は同情の余地のない暗君で暴君なのですが、そんな蓋鹵にあそこまで感情移入させてくれたユドクさん。次に観た『ザ・フィクション』のグレイ役もそんなユドクさんの情が深くで愛情と優しさに満ち溢れている役作りを遺憾なく発揮できるハマり役でどんどんユドクさんのことが好きになっていきました。正統派の美声も素敵ですし、とても人の良さそうなユドクさんの朗らかな笑顔を見ているとなんかほっこりできるんですよね。可愛い飼い猫ちゃんたちとの日常が伝わってくるインスタグラムも私の癒しです。

今後出ていただきたい作品(役名)

 女神様が見ている(ヨンボム)

 愛情深いパパ役でユドクさんを観てみたいなぁと考えて最初に思い浮かんだのがヨボショのヨンボム役。今まであまりコメディ色の強い作品とユドクさんという組み合わせのイメージがなかったのですが、『ザ・フィクション』のグレイ役なんかを観ていても意外と似合う気がするんですけど、どうですか?

 


ホン・ウジン

 一緒にコタツを囲みたい


ミュージカル『ロギス』より「覚悟は高く」(각오높게)
 
主な出演作品(役名)

 共同警備区域JSA(オ・ギョンピル)、今日初めて作るミュージカル(俳優)レッドブック(ローレライ)女神様が見ている(イ・チャンソプ)

出会った作品(役名)

 ストーリー・オブ・マイ・ライフ(アルヴィン)

直近の出演作品(役名)

 ナミヤ雑貨店の奇蹟(敦也)、緑豆の花(ソン・ファジュン)[テレビドラマ]

次回出演作(役名)

 未定(現在『緑豆の花』に出演中)

推し活近況

 韓国で初めてミュージカルではなく演劇作品(ストレートプレイ)を観るきっかけを作ってくれたのが実はウジンさん。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』という韓国語不自由族にとってはありがたすぎる作品のチョイスに思わず手を合わせて拝み、温かい余韻とともに劇場を後にできる泣いて笑ってほっこりできる作品でウジンさんを観れることに感謝して早9ヶ月...。それ以来ウジンさんの姿を舞台の上で見ることが叶っていません!(T_T) 2018-2019年シーズンのSOMLには出演しないだろうことはなんとなく予感していたのでかなり寂しいながらもショックはそこまでなかったのですが、半年以上のブランクは辛い!「映像の仕事をしていると生の舞台の仕事に戻れない」だなんて、そんなこと言わずそろそろ舞台に戻ってきてください!ウジンさんに会えない間にやたらと働き者の推しが増えてしまったので、今戻ってこられても実は辛いという懐事情はあったりもするのですが(←)、会えないのが寂しいよウジンさん!そろそろ本当に戻ってきて!ウジンさんが現在出演中の歴史物のテレビドラマ『緑豆の花』はかなり気になりつつも観れていないので、円盤化したり何か日本からでも観れるようになったら是非そうしたいと思っています。何気に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のカンパニーはかなり仲良しで、頻繁に同窓会をやっている模様。ウジンさんに会えるみなさまがうらやましい...。

  2018年版推し9記事


 さて、ここからは「殿堂入り」枠の方々。私自身の観劇作品傾向が大劇場のライセンス作品中心から小劇場の韓国オリジナル作品中心、さらには演劇作品も手を出すような感じに変わってきたことやご本人たちの作品への出演ペースもあり、去年ぐらいから観劇ペースがかなりぐっと減ったお二人ですが、二人とも私が韓国ミュージカルにハマるきっかけとなった推し。観る回数は減ってもいつまでも二人は私にとって特別な俳優さんたちです。


ホン・グァンホ

 唯一無二のミュージカルスター


ミュージカル『ハムレット:アライブ』より「生きるか死ぬか」(사느냐 죽느냐)
 
主な出演作品(役名)

 デスノート夜神月)、パルレ(ソロンゴ)、ラマンチャの男(セルバンテス/ドン・キホーテ)、シラノ(シラノ)

出会った作品(役名)

 ミス・サイゴン(トゥイ)※2014年ロンドン公演

直近の出演作品(役名)

 ジキル&ハイド(ジキル/ハイド)

次回出演作(役名)

 スウィーニー・トッドスウィーニー・トッド

推し活近況

 2018年版の推し9記事で期待を込めて書いた次回出演作予想があたり、念願のグァンホさんのジキルとハイドを観れたのが去年の大晦日。観劇レポでも書いた通り、初めて韓国に来た時に行ったグァンホさんのコンサートで歌う姿を見て、「いつか劇中で歌うのを聞いてみたい」とずっと思っていた「This Is the Moment」を聞けたことは本当に感無量でした。やっぱりグァンホさんの歌声は唯一無二。やはり歌声の波動砲。その圧倒的な歌唱力はもちろんのこと、歌に感情をのせる才能はミュージカル俳優になるべく生まれてきた人なんだとしみじみと思わせられます。

 


ユン・ヒョンリョル

 韓ミュ沼入り決定打のハスキーボイス


ミュージカル『エドガー・アラン・ポー』より「The Pit and the Pendulum」
 
主な出演作品(役名)

 ノートルダム・ド・パリ(カジモド)、アランガ(蓋鹵)、エドガー・アラン・ポーグリスウォルドポー)、アリラン(ヤン・チソン)

出会った作品(役名)

 ジーザス・クライスト・スーパースター(ユダ)

直近の出演作品(役名)

 バーナム(アモス・スカッダー)、ノートルダム・ド・パリ(カジモド)[地方公演]

次回出演作(役名)

 未定

推し活近況

 2018年版推し9記事を書いた後にヒョンリョルさんが出演された作品は記事で次回作として紹介した『ノートルダム・ド・パリ』ヒュー・ジャックマン主演の映画『ザ・グレイテスト・ショーマン』がヒットした直後に上演された『バーナム』。この『バーナム』に関して、ヒョンリョルさんがお盆以外1回も週末の登板がないというキャスケの神様のいけずにより、ヒョンリョルさんを追いかけはじめて初めて1回も観れない作品に...。これが結構ショックでした(T_T) それ以来コンサートへの出演はちょくちょくありつつも、ソウルでの舞台公演からは遠ざかっているヒョンリョルさん。3月末のずっと行きたいと思っていた「同行」チャリティコンサートで久しぶりに歌声を聞けて、元気そうな姿を見れて少し安心したしうれしかったですが、次の舞台作品の出演はいつに...?

 


 50音順に書いたら奇しくも最近舞台でお目に掛かれていないかつ次回作の予定が決まっていない推したちが最後に連続で続いていて辛い...(T_T) これからも多分私の推しは増殖し続けると思いますが、たまにはお久しぶりな方々にもお会いしたい!そんなことを言いながらも2019年の下半期も素敵な作品に出会って、軽率に推しを増やし続けてうれしい悲鳴という状況になればいいなぁと願っています。

[2019.7.22 追記]

 この記事を書いた直後にグァンホさんの次回作の発表が!というわけで修正して追記。グァンホさんのスウィーニー、楽しみにしています!

[2021.9.12 修正]

 キム・ギョンスさんの紹介記事のところに貼っていた『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』の動画がリンク切れを起こしていたので別の動画に差し替えました。動画はミュージカル俳優イ・ゴンミョンさんと出演したコンサートの動画で、ミュージカル『スモーク』の「絶望」。こちらはギョンスさんが演じたことのある《超》ではなく、《海》が歌う曲ですが、演ってみたかったので選曲したとのこと。

[2022.11.8 修正]

 キム・ギョンスさんの紹介記事のところに貼っていた動画が再度リンク切れを起こしていたので別の動画に差し替えました。動画はミュージカル『スモーク』の2018年のプレスコールから。こちらは《超》役での出演で、「戦い」の《紅》役の女優さんはチョン・ヨンさん、「運命のような悪戯、悪戯のような運命」の《紅》役の女優さんはユ・ジュヘさん、《海》役の俳優さんはカン・ウニルさんです。

 

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  1. 日本語読みは「がいろおう」、韓国語読みは「けろわん」

  2. 韓国語で「女神様」(여신님)