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【コラム】『韓国創作ミュージカルガイド』紹介作品の楽曲《日本未上陸ミュージカル編》

【コラム】『韓国創作ミュージカルガイド』紹介作品の楽曲《日本未上陸ミュージカル編》

 海外へ飛び立つことができず、行き場を失っていた観劇熱を発散するために制作した韓ミュ本の『韓国創作ミュージカルガイド』。いきなり宣伝になってしまいますが、電子書籍版も頒布開始いたしました。

 この記事では本では十分に表現しきれなかった紹介作品の楽曲の素晴らしさを体感してもらうために「日本未上陸ミュージカル」編で紹介した作品の楽曲の動画をピックアップしています。ぜひ本の補完コンテンツとして活用していただければ幸いです!紹介している俳優さんたちの名前は敬称略にて失礼いたします。動画撮影時から改名している俳優さんは当時の名前をカッコ書きで書いています。「日本上陸済ミュージカル」編の対応記事は下記のリンクからどうぞ。



阿娘歌(アランガ)

 朝鮮三國時代の百済の最後の王、蓋鹵王の国を巻きんだ悲劇と悲恋の物語。

夢の中の女人 (Rep.) / 闇の中の光 / 百済の太陽

 『ザ・ミュージカル』誌の2019年公演プレスコールのハイライト動画第2部から3曲続けて。2曲目の「闇の中の光」は2019年の再演から追加された曲です。「百済の太陽」はパンソリパートが見所です。


2019年公演プレスコール
 

00:08「夢の中の女人 (Rep.) 」
 (蓋鹵)カン・ピルソク
02:18「闇の中の光」
 (蓋鹵)カン・ピルソク
 (阿娘)チェ・ヨヌ
 (都彌)キム・ジチョル
03:53「百済の太陽」
 (導唱)パク・イネ
 (都彌)アン・ジェヨン
 (コーラス)パク・ランジュ、イ・ジョンヨル、イム・ギュヒョン

その夢の意味 / 忘れるな / 月が沈んだ / 血の色、二つの目 / どうして泣かずにいられるのか

 playDBの2016年の月曜ショーケースのハイライト動画第2部から5曲。「その夢の意味」は本公演ではコーラス部分と道琳のソロパートが入れ替わっています。3曲目と4曲目の間にキャスト、制作陣のインタビューを挟んでいます。


2016年公演ショーケース
 

00:00「その夢の意味 」
 (道琳)イ・ジョンヨル
 (蓋鹵)ユン・ヒョンリョル
02:52「忘れるな」
 (サハン)キム・ヒョンジン
04:32「月が沈んだ」
 (阿娘)チェ・ヨヌ(チェ・ジュリ)
11:34「血の色、二つの目」
 (蓋鹵)カン・ピルソク
 (都彌)イ・ユル
 (阿娘)イ・ボムソリ(キム・ダヘ)
15:41「どうして泣かずにいられるのか」
 (蓋鹵)ユン・ヒョンリョル
 (都彌)コ・サンホ
 (阿娘)チェ・ヨヌ(チェ・ジュリ)
 (導唱)チョン・ジヘ
 (道琳)キム・テハン

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伝説のリトルバスケットボール団

 勉強も運動も苦手な転校生のスヒョンは友達がいない。そんな人生を苦にした彼が遺書を残して体育館で身を投げた後意識を取り戻すと、3人の高校生の幽霊に囲まれていた。

このコートの中の僕らは / 救助信号 / 憑依ソング / 思い出せない / バスケットボールの技術 / 伝説のリトルバスケットボール団 / バスケットボール一戦 / このコートの中の僕らは (Rep.)

 アルコ韓国文化芸術委員会により提供されている生中継された2020年公演の動画のハイライト。20分以上、8曲の大盤振る舞いです。動画埋め込みが許可されていないのでリンク先のYouTube動画を直接ご覧ください。(埋め込みツイートの後の日本語のリンクです)

00:00「このコートの中の僕らは」
 全員
02:25「救助信号」
 スヒョン
05:52「憑依ソング」
 スヒョン、スンウ、ダイン、ジフン
08:41「思い出せない」
 スヒョン、サンテ
11:14「バスケットボールの技術」
 全員
13:51「伝説のリトルバスケットボール団」
 ジョンウ、スンウ、ダイン、ジフン
16:13「バスケットボール一戦」
 ジョンウ、スンウ、ダイン、ジフン
19:00「このコートの中の僕らは (Rep.)」
 全員

 (スヒョン)イム・ ジンソプ
 (ジョンウ)アン・ジェヨン
 (サンテ)シン・チャンジュ
 (スンウ)チョ・ヒョヌ
 (ダイン)アン・ジファン
 (ジフン)ファン・スンジョン

海はどう?

 IMカルチャーの2019年公演のプロモーション用MVからサビの部分が耳に残るミュージカルナンバーを。


2019年公演MV
 

 (スヒョン)ソン・ユテク
 (ジョンウ)ユ・スンヒョン
 (サンテ)シン・チャンジュ
 (スンウ)チョ・ヒョヌ
 (ダイン)アン・ジファン
 (ジフン)キム・チャン

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ルドウィク:ベートーヴェン・ザ・ピアノ

 後世に名前を残す偉大な作曲家のベートーヴェン。夢見て、夢破れたひとりの人間でもあったベートーヴェンの半生をマリーという架空の女性との交流を中心に描いたファクション。

屋根裏部屋のピアノ / Work / 試練

 『ザ・ミュージカル』誌の2019年公演プレスコールのハイライト動画第1部から3曲続けて。


2019年公演プレスコール
 

00:08「屋根裏部屋のピアノ」
 (ピアニスト)カン・スヨン
 (壮年/父ヨハン)テイ
 (少年)イ・シモク
04:09「Work」
 (壮年/男)イ・ジュグァン
 (青年)カン・チャン
07:08「試練」
 (壮年)キム・ジュホ
 (青年)チョ・ファンジ

喪失

 連合(ヨンハプ)ニュースの2019年公演プレスコール動画から。青年ベートーヴェンは聴覚に異常を感じ、焦燥感を募らせる。


2019年公演プレスコール / チョ・ファンジ
 

世界を超えて夢に向かって

 連合(ヨンハプ)ニュースの2019年公演プレスコール動画から。マリーはバルト少年を売り込むためにベートーヴェンの元を訪れる。

[2022.1.30更新]
 元々紹介していたZENITH NEWSのアカウントが停止されたことを受けて、動画を差し替え、それに伴い出演者名も更新しました。


2019年公演プレスコール
 

 (青年)イ・ヨンギュ
 (マリー)キム・リョウォン
 (バルト)チャ・ソンジェ

ピアノ

 連合(ヨンハプ)ニュースの2019年公演プレスコール動画から。シスター・ドミニカになったマリーは女学生に数学を教えることによって未来へと夢を繋ぎ、夢追い人としての仲間だった故ベートーヴェンに思いを馳せる。


2019年公演プレスコール / キム・リョウォン
 

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蘭雪(ナンソル)

 時は李氏朝鮮時代。処刑される日の前夜、許筠のもとにかつて自分と姉の許楚姫に詩を教えた師匠の李達が姿を現す。

月と雪が降る夜 / 遣興 / 嘔 / 軒

 『ザ・ミュージカル』誌の2019年公演プレスコールのハイライト動画第1部から4曲続けて。


2019年公演プレスコール
 

00:08「月と雪が降る夜」
 李達、許楚姫、許筠
03:22「遣興」
 許楚姫
05:44「嘔」
 李達、許楚姫、許筠
09:34「軒」
 許楚姫、李達、許筠

 (李達)ユ・スンヒョン
 (許楚姫)ハ・ヒョンジ
 (許筠)ユ・ヒョンソク

蘭雪 / 遣興 - 変奏曲 / 廣寒殿白玉褸上樑文 - 変奏曲

 『ザ・ミュージカル』誌の2019年公演プレスコール動画から3曲を。

[2022.1.30更新]
 元々紹介していたZENITH NEWSのアカウントが停止されたことを受けて、動画を差し替え、それに伴い出演者名も更新しました。


2019年公演プレスコール
 

00:08「墨」
 李達、許筠
03:42「蘭雪」
 許楚姫
06:12「廣寒殿白玉褸上樑文 - 変奏曲」
 許筠、許楚姫、李達

 (許楚姫)チョン・インジ
 (許筠)ペク・ギボム
 (李達)アン・ジェヨン

 ▲索引

ラフマニノフ

 精神科医のニコライ・ダールは、スランプに陥り気が塞いでいるラフマニノフの治療をして欲しいという手紙を彼の従兄弟のジロティから受けてラフマニノフを訪問する。

音 / 幼い時代 / 劣等感

 『ザ・ミュージカル』誌の2016年公演プレスコールのハイライト動画第1部から3曲続けて。「幼い時代」ではダーリ先生のずっこけビオラ演奏があるため要注意です。


2016年公演プレスコール
 

00:08「音」
 ラフマニノフ
01:56「幼い時代」
 ラフマニノフ、ダーリ
05:08「劣等感」
 ラフマニノフ、ズヴェーレフ

 (セルゲイ・ラフマニノフ)パク・ユドク
 (ニコライ・ダーリ/ニコライ・ズヴェーレフ)チョン・ドンファ

私は何故 / もうこれ以上 / 私の心が響く / 記憶の彼方へ

 『ザ・ミュージカル』誌の2016年公演プレスコールのハイライト動画第2部から4曲続けて。「私は何故」と「もうこれ以上」は切れ目なく続きます。


2016年公演プレスコール
 

00:08「私は何故」
 ダーリ
01:15「もうこれ以上」
 ラフマニノフ
04:19「私の心が響く」
 ダーリ
07:02「記憶の彼方へ」
 ダーリ、ラフマニノフ

 (セルゲイ・ラフマニノフ)アン・ジェヨン
 (ニコライ・ダーリ)キム・ギョンス

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レッドブック

 ヴィクトリア時代のイギリス。婚約者に婚約破棄をされて職を求めてロンドンにやってきたアンナは元雇い主の孫のブラウンに会い、彼から小説を書くことを勧められる。

紳士の道理 / やらしい女 / 貴方もそうです

 『ザ・ミュージカル』誌の2018年公演プレスコールのハイライト動画第2部から3曲続けて。


2018年公演プレスコール
 

00:08「紳士の道理」
 (ブラウン)イ・サンイ
 (アンディ)ユン・ジョンヨル
 (ジャック)アン・チャンヨン
03:10「やらしい女」
 (アンナ)ユリア
07:00「貴方もそうです」
 (アンナ)ユリア
 (ブラウン)パク・ウンソク

愛はまるで / 古びた寝台に乗って / 私は私を語る人

 『ザ・ミュージカル』誌の2018年公演プレスコールのハイライト動画第1部から3曲続けて。


2018年公演プレスコール
 

00:08「愛はまるで」
 (アンナ)アイビー
 (ブラウン)イ・サンイ
02:27「古びた寝台に乗って」
 (アンナ)アイビー
 (ブラウン)パク・ウンソク
07:01「私は私を語る人」
 (アンナ)アイビー

2021年オンラインショーケース(フル)

 2021年再演版のオンラインショーケースの動画は下記から。ハン・ジョンソク先生も後半のトーク部分で登壇しています。ショーケース本編開始は23:36から。2時間以上あります。太っ腹すぎる。

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